DI

DIと云う物を買った、ベリンガーのDI100と云う代物。

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今までは、ギターはどこでやる時もマイク録り、でもそれだとハウるのでモニター返しは無し。
と云う厳しい状況の中で演奏をやって来た。
エレアコとかが世の中に出現する前、70年代のフォークなどはそれが普通だったし、当たり前だと思っていた。

高校2年の時、静岡県富士市民会館大ホールという客席が1632席もある所で、ポプコンの第2次コンテストで出場した。
うちらは男2人のフォークグループ、相方はリズムギター&ヴォーカル、俺はリードギターという編成。
で、リハの時、相方の演奏や歌声どころか自分のギターさえも聞こえないので、スタッフの人に
「なんだか、なんにも聞こえなくてやりにくいんですけど〜」
って言ったら
「プロの人たちは皆それでやってるんだよ、ガマンして下さい」
と言われて、そんなものなのかと思い、渋々それで本番。
お客さんが入ったら、よけい何にも聞こえなくなった、、、。
で、相方の妹さんにラジカセ(懐かしい)で録音してもらった本番の演奏を聴いたら、、あらま、以外とちゃんとやってるじゃん、ってことでした。コンテストは落ちたけど、、、。

で、エレアコが世の中に出現し、自分のギターの音がモニターで聞ける、という状況になったは良いが、俺はどうしてもエレアコの音が気に食わない(人の演奏を聞いてる分には良いんだけど)、て事で、マイマイクを買った。シュアーのSM57。でもこれも固くてドンシャリな感じが気に食わんって事で、町田AtoZの名PAマンさんに教えてもらったAKGのなんたらかんたらに買い換え、これだと生ギターの質感をくまなく引き出し、柔らかく深みのある素晴らしい音。
で、今はこれを使っているのですが、実はYUKI姉もAtoZの名PAマンさんに教わったAKGのなんたらかんたら。
で、二人でAKGだと、感度が良すぎてモニター返ししなくてもハウってしまう(名PAマンのいる「ハギンズビー」「アドナインス」「KAKADO」「風に吹かれて」などはハウらないけど)、なので、これからどんな悪条件でも演奏を出来る状況にするためにエレアコも使うことに決めました。
エレアコは以前から持っているタカミネのPT406M。

で、考えつく限りの最悪条件は、カラオケの機材しかない地方のスナック(本当にやるつもり)。
そこでいきなりエレアコからシールドのジャックを入れたって、ペランペランな音しか出ない。
それでは、いくらちゃんと上手に弾いたってお客さんに対して超失礼。
なので、買いました!「ベリンガー/DI100」(やっと本題に入った、笑)

で、昨日到着したので早速アンプにつなぎ試してみたら、直接つなぐのよりも音の肉づきが良くなり、密度感が増し、太くてパワフルな音になりました。

これだったら、俺もまあまあ許せる範囲内。
お客さんにも俺のプレイが届くはず。

さあ!どこでも演奏してやるぞ〜!(INA)
by u-and-i | 2009-08-13 09:10 | 音楽
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