俺はギタリストなのにギターって楽器の曖昧さが、どうにもガマン出来ないことが結構ある。
ガマン出来ないことの一つにストローク奏法がある。 この奏法はどう考えてもヘンだ。 だって、ダウンストロークは6弦から1弦に向かって弾き降ろす、、、するとどうしても6弦、5、4、3、2、1の順に時間差が生じる。 アップストロークの場合は、6弦から1弦へ向かって時間差が生じる。 だから、アップダウンをくりかえすこの奏法は、ものすごい曖昧な時間差のある音の洪水状態になる。 ピアノでも和音を微妙にずらすことはあるが、それはあくまでも装飾的な意味あいが濃い。 だから、自分がギター弾くときは、たまにアクセントで加えるくらいで、なるべくストロークは使わないようにしている。 なので、どうしても聴くものにもストロークがそれほど多くないアーティストやバンドの音楽が多くなる。(俺の大好きなウィリアムアッカーマンはストロークはしない) でも、ギター2台でストローク&歌、コーラスの演奏だけで、感動させられ、落涙しそうになった音楽に出合いました。 『ニールヤング/テルミーホワイ』 アルバム、アフターザゴールドラッシュの1曲目 この曲のギターはストロークしかありえない、と思わせるし、 しかも初心者でも弾けそうなくらい簡単、で、適度に雑に弾く。 この雑さ加減が逆に、難しいといえば難しい。 歌詞は さびれ果てた港を幾つも通り過ぎて 漂い行く心の船 夜の闇の中で波に揺られている それでも何かを探し求める人は 恐怖におののきながらも 危険な旅を続けなければならない ー対訳よりー う〜たまらん 人生は危険な旅なのじゃ〜 浪漫チックぢゃ〜 その歳になって、なにを今さらニールヤングかい?と言われそうだけど、、、 いいんです。 老後の楽しみにとってあったんです。 次はアルバム『ハーヴェスト』に挑戦! で、次はボブディランとかも聴いてみようかな〜。 1500枚も溜まってしまったCDを少し処分しようと思い、整理していた時に、ふと聴いてみたニールヤングでした。 (INA)
by u-and-i
| 2009-08-07 14:03
| 音楽
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